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カイザースラウテルンのおもひで

オーストラリア終了後、夜行寝台列車に乗っていたため
更新が遅くなってしまいました。
少し時間が経って、冷静なレポートをお届けします。

前日深夜(日本時間12日朝)のGMTへの出演でカビラさんと
言葉を交わし、テンションの高いままに迎えた朝、ホテルにも
そして街にも多くの日本サポーターの姿が見受けられました。

試合は15:00からですが、気の早い私たちは10:00過ぎに
駅に向かいます。
が、気が早いなんてとんでもない!

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「カイザースラウテルン行き」列車。

このホームにはたくさんの日本サポーター、そしてたくさんの
オーストラリアサポーターが待っていました。

田舎町のスタジアムに向かうローカル列車は、時刻表を無視するか
のようなマイペースで我々を待たせてくれます。

妻は日本国旗を身にまとい、同じく国旗を背負った若者と一枚。
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異国の地で出会うサポーターとの間には、いつも以上に不思議な
連帯意識が芽生え始めます。
この連帯意識の強さこそが、この試合の重要性を証明しているのかも
しれません。

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こうやってみんなでスタジアムを目指して歩いていると、何故か
「今日は勝てるんじゃないか」という気になってきます。
きっとみんなもそうだんじゃないかな。
その先に待っている結果がどうだったとしても、この時そう感じて
いた人は少なくないはず。

スタジアムの手前には、ファンフェスタ会場の通りが長く続き、
両国のサポーターと、そのサポーターの表情を取材する報道陣の姿が
多く見受けられました。
僕らも外国のメディアに何度か取材されました。

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ああ、お祭りなんだなぁ。
でっかいでっかいお祭りなんだ。
みんなが待ち望んでいたお祭りなんだ。

スタジアムに入る前には厳しい手荷物チェックでバックパックを取り上げられ
(※これから来る方は要注意!大きい荷物は持ち込めません。)
オフィシャルショップは長蛇の列。。。

階段を登って登ってまた登って、ようやく辿り着いた私たちの席は、
日本側のゴール裏最上段近く。

0613t08.jpg

写真ではわかりずらいけど、本当に見やすいんです、このスタジアム!
サッカーを見るためだけに作られた、本場のスタジアムですね。

試合は、、、今さら私がどうこう書くことでもないでしょう。
皆さん、結果も内容も詳しく詳しくご存知でしょうから。
 

私たちの目の前のゴールが4度揺れました。
その度に歓喜の雄叫びとため息が生まれた90分間でした。
 

日本のメディアが試合をどう報じているのか知る由もありませんが、
私はただ一言、悔しい、それだけです。

38℃という暑さは想像以上で、スタジアムへの往復に歩くだけの
私たちも、その暑さには参りました。
そんな暑さの中で最後まで諦めずに前に進んだオーストラリア代表に
拍手です。
 
 
 

そしてもうひとつ、伝えたいことがあります。
それは、勝利したオーストラリアのサポーターたちが、驚くほど
紳士的だったということ。

もし日本が勝っていたら、きっと大騒ぎをしていたでしょう。
そしてそんな大騒ぎの構図を、日本のメディアも欲しがっていたでしょう。

しかし彼らは、スタジアムを一歩出ると、勝ったのか負けたのかもわからない
ほど冷静に、淡々と帰っていく姿が印象的でした。

もちろん一部の若者は大騒ぎしていたし、それは悪いことでも何でもない。
むしろそれが当たり前だと思うのですが、、、。

彼らの多くが静かにスタジアムを後にしたその理由が、
私達敗者への気遣いなのか、
彼らの文化なのか、
サッカーへの思い入れが薄いだけなのか、
私にはわかりません。

ですが彼らは勝者や敗者であるよりもまず、
ワールドカップというイベントを楽しむために
ドイツにやってきているんだと思います。
そんな彼らの態度に、私は好感を持ちました。

帰り道、彼らかける言葉はもちろん
「Congratulations!」

そして彼らは決まって
「GOOD GAME!」あるいは「 GOOD TEAM JAPAN!」
と返してくれます。

負けたけど、彼らのことが好きになりました。
 
 

0613t05.jpg
ちなみに彼は今日の一番人気、カンガルー君です。
いったい何人に撮影を頼まれていたことか。
 
 

そして、日本人以外にも日本を応援してくれた人を目にしました。
結構居るんですよね、日本のサッカーが好きなのか、文化が好きなのか。
どっちにしてもうれしいものです。

その中でも最もユーモアのある彼と、妻は記念撮影です。

0613t06.jpg

どこで買ったんだろう?

日本から来ている多くのサポーターたちは、試合や選手、采配に対する論評が
あまり好きではないようです。

そう、わざわざドイツまで来ている連中は、
「論評」しに来たんじゃなくって
「応援」しに来てるんだもんね。

クロアチア戦までの間、私たちはフランスで充電してきます。
他のサポーターたちも、思い思いの過ごし方で次戦を迎えることでしょう。

そうそう、思い切って髪型を変えてみました。
いかがですか???

0613t07.jpg

これで次は絶対勝つぞぉ~~~!!!
 
 
 
 

って、ごめんなさい。ウソです。

彼は試合の日の夜、ハイデルベルグのスーパーで会った日本人。
明日には坊主にしちゃうって言ってたので貴重な一枚です。

※J-WAVE GMT ドイツ特派員ブログより抜粋

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