« 【シノノメ生活】ビッグサイト | トップページ | 【シノノメ生活】イタリアン »

ツール・ド・フランス2006

先日、ツール・ド・フランス2006総集編を見た。

今年はフロイド・ランディスの劇的な逆転勝利で

幕を閉じたツール・ド・フランス。

Rp19_2_1

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりにもドラマティックな逆転劇は、
きっと後世に語り継がれるだろう。

 

 

私は10年ほど前からツールを見ている。

当時はスペインの英雄ミゲール・インデュラインの
全盛期。

バネストチームの共同作業に感銘を受け、
プロ・ツールが
チームスポーツであることを知る。

 

その後、フジの放送が終わり、社会人になって
時間的制約が
増えても、毎年しぶとく
スカパーでツールを見ていた。

 

グレッグ・レモン、ジャンニ・ブーニョ、
クラウディオ・キアプッチ、
マルコ・パンターニ、
マリオ・チッポリーニ、ビャルヌ・リース、
アレックス・ツーレ、、、

時代時代を彩る個性満点のレーサー達を
通じて、知らず知らずにツールの魅力に
惹きこまれていった。

今年は時間がなかなか取れず、
前日の結果をWebで後追い
する毎日が続いていた。

 

しかしランディスが大失速したことを知り、
そして残された
山岳ステージがたったひとつに
なってしまったあの日、
第17ステージのTV観戦を決意する。

 

17_1  

 

 

 

この日、ランディスには意思があった。

どこかの国のサッカー代表チームに分けて
ほしいくらい、
明確で強靭な意志が、
TVを通じても感じ取れるくらい。 

この第17ステージでの彼は超人的で魅力的。

どんな褒め言葉でも自然に当てはまって
しまうほど、
彼の見せたレースはドラマティック。

もちろんこのステージだけで勝負が決まった
訳ではないが、
間違いなく今年のツールの
ハイライトだった。

 

Pg20_2  

 

 

 

 

そして、フランス中を駆け巡るレースは
終わりを告げ、

代わりに聞きたくないニュースが
世界を駆け巡る。

 

【パリ 5日 ロイター】 
世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで
初の総合優勝を果たしたフロイド・ランディス(米国=30)が、
ドーピング(禁止薬物使用)検査で陽性反応を示していた問題で、
国際自転車競技連合(UCI)は5日、Bサンプルの検査からも
高いレベルのテストステロンの陽性反応があったと発表した。

これを受けて、所属チームのフォナックはランディスを解雇した。

ランディスは、タイトルはく奪と2年間の資格停止処分となる見込み。
これまでツール・ド・フランスの総合王者がドーピングで失格に
なったことはない。

同選手は自身のウェブサイトで、禁止薬物を使用したことはないと
あらためて訴えた。

 

私もアマチュアながら競技スポーツを嗜む一競技人。

「ルールを守らなければ

 リザルトに名を刻む資格は無い」

ことくらいは理解している。

彼を擁護するつもりも必要性も繋がりも何も無い。

 

でも、そんな事実に面してもなお、
あの日のランディスのレースは魅力的だった
という想いは消えない。

ドーピングという不正行為を、
1ファンとしてどうやって理解したら
良いのか迷ってしまう。。。

不正行為に汚れた偽りのチャンピオンを、
どんな存在として記憶して
おくべきなのか・・・
迷ってしまう。

それくらい、あの日のランディスはスーパーだった。

 

ヤン・ウルリッヒ、イヴァン・バッソ、、、
有力選手のドーピング疑惑
による出場停止で
幕を開けた今年のツール。

幕切れもまたドーピング。

後味の悪さや”迷い”を消せるのは、
時間がたった時だけ
なのかもしれない。

 

時が経って年が変わり、
またツールが始まりドラマが生まれる。

新しい勝者が生まれ、記憶が上塗りされる。 

そこまで時が進んではじめて、
あのスーパーな第17ステージが、
どんなステージとして後世に語り継がれるかが
自然と決まるの
ではないだろうか。

総集編を見て、そう思った。

Tour2006_map_1

|

« 【シノノメ生活】ビッグサイト | トップページ | 【シノノメ生活】イタリアン »

躍想~Sports~」カテゴリの記事

風識~News!~」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!遊びにきました・笑。

自転車競技、あれだけの山坂を超えていくとてもハードなスポーツですからね、新記録などはもう、薬に頼らなければ普通の人間わざでは出来ないところまで来ているのではないでしょうか・・・。

投稿: akberlin | 2006/09/09 04:24

おお!コメントfromBerlin!!
ありがとうございます!
 
ドイツでは日常的にロードの自転車を楽しむ方々に電車で出会いました。ヨーロッパでの自転車文化を最も強く感じた国でした。

ツールの場合にはチームぐるみでの仕業という話もありますし、難しい問題ですね。。。

投稿: BAY | 2006/09/10 00:34

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/142149/3355641

この記事へのトラックバック一覧です: ツール・ド・フランス2006:

« 【シノノメ生活】ビッグサイト | トップページ | 【シノノメ生活】イタリアン »