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熱くさせてくれた彼らへ

U20logoPK戦はいつだって
残酷なもの。

そんなことは
わかってる。
頭では。

本当に、、、切ない。

 

 

U-20ワールドカップ、日本はベスト16で散った。
ベスト8を狙ったチェコとの戦いに、負けた、という気はしていないだろう。
見ていた人も、プレーした選手も。

きっと戦いには負けていない。勝ってもいない。

だけど、次のラウンドに進む権利を手にすることはできなかった。
きっとそれだけのことなのだ。

今日はお昼にスカパーで生中継。

録画予約をして仕事に出掛けたBAYは、仕事の合間に
間違って結果を知ってしまわぬよう、
PCでポータルサイトを開かないように、
帰りの駅で夕刊紙の見出しを見ないように、
携帯のニュースを間違って見ないよう、
細心の注意を図りながら帰宅した。

 

2点をリードしながら不注意で追いつかれ、
ひとり少ない相手からゴールを奪えずにPK戦に突入した
この日の試合展開を、

「まだまだ若い」とか「注意力が足りない」とか、
はたまた「決定力不足」なんてありふれた言葉で評するのは簡単だ。

だけどそれはあまりにナンセンス。
批評が仕事の評論家だったとしても、その言葉は今日は相応しくない。

 

カナダ、ヴィクトリアの地で4試合を戦った彼ら。
4試合を戦ったと同時に、
彼らは390分を超える魅力的な”ショー”を見せてくれた。
BAYはそう捉えている。

彼らのチームを一言で評するなら

”胸を熱くさせてくれるチーム”

だと感じている。

 

彼らは気取らないし、臆することも無い。
日本人にありがちな遠慮も少ない。

ゴールを決めれば、
相談していたパフォーマンスを満面の笑みで披露し、
インタビューには自分の言葉ではっきりと考えを述べられる。

そしてこの日、負けチームとなった瞬間には
まわりを気にすることなく泣いた。
泣いている自分たちを気にするそぶりもなく、
ただただ自分の悔しさや哀しさ、切なさに正直に、涙を流した。

そんな姿が、胸を熱くさせる。

少しでも本気でスポーツに取り組んだことのある人なら、
そして団体競技の魅力にとりつかれたことのある人なら、
きっとわかる、あの感情が胸に沸いてくる。

 

理由なんか無しに応援したくなる、そんな何かが彼らにはある。

確かに平凡なミスも多いし、軽率なプレーも目立つ。
だけどそれを上回る魅力が、彼らのチームにはあった。

だからこそ、何の事前知識も無いヴィクトリアの人々が、
390分のショーの途中から、日の丸をまとい、
彼らを応援するようになったのだと思う。

この日、スタジアムは満員。
チケットはすべて売り切れたそうだ。

ヴィクトリアの人々は、日本を応援していた訳ではない。
”彼ら”を応援してくれたのだと思う。

彼らのショーに、そして彼らのパーソナリティに、魅力を感じたから。

彼らは、もう同じチームで集まることは無い。
これからは、他の世代に混じって青いジャージを争うライバルとなる。

だけど、彼らが持っている魅力は失わないで欲しいと思う。

時に批判され、わがままに映る時もあるだろう。
でも、彼らにはこれだけ胸を熱くさせるプレーができる。

彼らの世代の日本人の中では、熱くなることよりも、
クールに事を済ませるほうを善とするような風潮に、現代は傾いている。

でも、その世代で日本を代表し、世界の舞台で自分を表現していた彼らは、
日本人を熱くさせるパワーを持っている。

だから、チームに戻っても、上の世代の代表に入っても、
ずっとずっと、今日みたいに熱くいてほしい。

4試合続けて見ていた人ならば、
少なからずそんな気持ちを抱いたのではないだろうか。

負けてしまったことよりも、もう彼らの試合を見れない事のほうが、
彼らのために早起きしたりドキドキしたりできない事のほうが、
BAYにとっては、残念だ。

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